金融×資格

金融業界とは

経済を支える

お金に関わることで社会経済を支えるのが金融業界です。個人や企業が必要な資金を調達する手助けをし、それによって経済活動が活発に行われるようにします。たとえば銀行は預金を集め、それを企業や家庭に貸し出すことで、雇用の創出と消費の促進を支えています。金融業界はこのような「お金の流れ」を作り出し、経済全体の活動を円滑に進める役割を担っています。安定性とキャリアの成長が見込めるというイメージから、例年学生に人気が高い業界の一つです。

専門知識が身に付く

金融業界で働くと金融商品やサービス・投資戦略・リスク管理といった知識を深めることができます。これは自己の資産管理や投資判断にも役立つだけでなく、長期的に経済的な自由や安定を確保するスキルです。このような金融リテラシーは顧客のライフステージやニーズに応じた最適な商品・サービスを提案する力にもなります。金融に関連する分野はもちろん、コンサルティング業界やIT業界などの他業界にも応用できるため、キャリアの選択肢が広がります。

海外勤務のチャンスがある

金融機関の多くは海外に拠点を持っています。特に経済的に発展している都市での勤務は、その地域の生活水準に合わせた給与が支給されるため、生活水準の向上や貯蓄の増加が期待できます。また、住宅手当・交通費・海外勤務手当などの福利厚生が充実していることもあり、語学力やコミュニケーションを能力を磨きながら大幅な年収アップが見込めます。海外勤務を通じて様々な国の経済状況・法規制、マーケットの動きに詳しくなり、国際的な金融リテラシーを身に付けておくことで、将来的に日本国内外で高く評価されるでしょう。

身近な仕事

• リテール（個人）営業
• 法人営業
• ファイナンシャル・プランナー
• ファンドマネージャー
• 証券アナリスト

など

おすすめ資格講座

公認会計士講座

公認会計士は医師・弁護士に並ぶ3大国家資格の一つです。企業の会計監査や税務業務を担当する専門家で、金融機関のリスク管理や投資評価、財務報告などに関わる仕事で役立ちます。特に銀行・証券業界、投資顧問業務において、会計士資格があると有利です。ビジネス界最高峰のこの資格は、独占業務である「監査」のみならず、一流企業への就職や独立開業、起業やコンサルのほかベンチャー支援にCFOなど様々な活躍の道があります。

ファイナンシャル・プランニング技能検定(3級)講座

個人のお金の相談やライフプランに関わる仕事に必要な資格です。特に銀行・保険、資産運用関連の業務で役立ちます。顧客のニーズに応じて金融商品や投資の提案ができることが求められるため、FP資格を持っていると信頼性が高まります。またCFP（認定ファイナンシャル・プランナー）やAFP（アフィリエイト・ファイナンシャル・プランナー）など、資格のレベルに応じたスキルを証明できるため、ステップアップへの足がかりにもなります。

簿記検定(3級)講座

簿記の資格は金融業界全般において非常に有用です。特に会計・財務関連の業務に従事する場合、簿記の資格を持っていると役立ちます。2級以上が金融機関や会計部門での業務に必要とされる基本的なスキルを証明しているため、まず3級を取得して2級へのステップアップを目指しましょう。